動きに注目!? ~モーシェの一言~

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モーシェの一言

Even our classification of the animal kingdom is based on the animal’s mode of locomotion: Fish swim, birds fly, other animals slither, creep, climb, or walk on four legs, or two legs, and so forth.

Embodied Wisdom – p12

動物すべての種類さえも、その動き方によって分類されています。つまり、魚は泳ぎますし、鳥は飛びますし、他の動物はずるずると滑ったり、這ったり、よじ登ったり、また四つん這いで歩いたり、二つ足で歩いたりします。

 

先生のちょこっと解説

 

モーシェは、人間というものを動きの観点から理解しようとしました。と言うのも、私たちの予想以上に、動きは私たちの本質に深く関わっているからです。

 

筋肉のわずかな緊張や弛緩も動きだとすれば、日常のどんな営みも、ふとした思考や感情さえも動きが伴います。

試しに頭の中で1から10まで数えてみて下さい。・・・今、目線を少し右上に動かしませんでしたか?また口の中がほんのわずかもごもご動きませんでしたか?

また20から30まで数えて、どちらが速く数えられたか比べてみて下さい。なぜ頭の中の出来事なのに1から10まで数える方が速いのでしょうか?

また喜びや驚きなどの感情は、どんなに隠そうとしても表情筋などの反応に表れてしまいます。むしろ、もし全く筋肉反応がなければ、果たして私たちは自分が喜んでいるのか驚いているのか気付けるのでしょうか?

 

人間の営みにはほとんど無限の種類がありますが、そのどれも動きと無関係なものはないでしょう。

あなたやわたしという人格は動きを通して表されますし、生きることは動くことと言い換えられるかも知れません。

ですから、私たちが生きている限り、厳密な意味で動きをやめることはありません。

 

そのような文脈でのモーシェの一言です。

モーシェは、動きを変化させることによって人間そのものを変化させられると考えました。

彼にとって、フェルデンクライス・メソッドはありきたりの健康法とは一線を画していたのです。

 

フェルデンクライス・メソッド未体験の方へ

 
この”モーシェの一言”シリーズは、フェルデンクライス・メソッドのレッスン受講者用の覚え書きです。

レッスンを体験していないと、専門用語もあってなかなか理解し辛いと思います。

なんとはなしにでもモーシェ・フェルデンクライス博士の思考に触れてもらえれば嬉しいです。
 

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