モーシェの一言

進化論とフェルデンクライス・メソッド!? ~モーシェの一言33~

 

モーシェの一言

 

You may try the evolution theory, which is a good self-deceptive way to avoid referring to the Creator.

The Case of Nora – p18
 

進化論に頼ろうとするかも知れません。

それは創造主に言及しないための便利な自己欺瞞ですが。

 



 

先生のちょこっと解説

 

よくフェルデンクライス・メソッドは進化論とつなげて語られますが、モーシェ自身は唯物論者ではなかったですし、進化論を「今のところ最も有力な科学的仮説」として捉えていました。

自身の著書では、創造主である神に対しての言及も少なくありません。

 

彼の時代から半世紀が経とうとしていますが、進化論は未だに仮説のままです。

もちろん創造主の存在も証明されていません。

しかし確かめられることもあります。

最も身近に確認できるのは、素晴らしく機能する可能性をもった私たちの身体です。

 

モーシェは何がわかっていて、何がわかっていないのか、そして自分が何を信じているのかをよく把握していました。

わたしたちはどうでしょうか?

 

 

今回の引用著作

 

The Case of Nora

英語で書かれている原著です。1977年に出版されました。

 

 

 

フェルデンクライス・メソッド未体験の方へ

 

この「モーシェの一言」シリーズは、フェルデンクライス・メソッドをより深く理解するための覚え書きです。

毎週のグループレッスンで一つずつ書いていき、全部で50週分のシリーズになりました。

一般的ではない言葉の使い方や、常識外れのアイデアが多いので、実際にレッスンを体験しないと何を言っているのかわからないでしょう。

最初から全てわからなくても良いので、気を楽にしてモーシェ・フェルデンクライス博士の思考に触れていってみて下さい。

フェルデンクライス・メソッドについてはこちらの記事でも簡単に紹介しています。

 

またもし興味のある方は、ぜひ前後の文脈を、辞書を片手に原著で読んでみて下さい。

フェルデンクライス・メソッドに対する理解が深まり、その計り知れない価値に気付かれるでしょう。