The structure of the nervous system is such that it is hard to imagine purely sensory or motor or vegetative impulses.

The most abstract thought has emotional-vegetative and sensory-motor components. […]

The whole nervous system, therefore, participates in every act.

神経系の構造はこのようになっていて、感覚神経の働きなのか、運動神経なのか、自律神経なのか区別することは難しいです。

最も抽象的な思考でさえ、感情が動き、体の動きにつながります。

すなわち神経系全体がすべての行いに関係しているのです。

引用著作 : Body & Mature Behavior – p36

Enokuからの解説

人間の神経がどのように機能しているかを、本のまるまる一章使って説明した後、モーシェが書いた一言です。

ほとんど医学書と言って良いほど、専門的な内容ですが、興味のある方は辞書を片手に読んでみて下さい。

今回の一言の重みがずっしりと伝わってくるでしょう。

人間の営みは、脊髄神経や自律神経によって統制されています。

しかし、それらはお互いに複雑に関わり合っています。

私たちの日常用語で言い表すならば、感情、思考、感覚、運動はそれぞれお互いに関連しあっていて、切り離せるものではないということです。

それは言い換えるとこうです。

私たちが料理をする時、どんな気分でニンジンを刻んでいるかが、私たちの首の痛みに関係しているのです。

夜、どんなテレビ番組を見るかが、翌日の仕事の効率に関係してくるのです。

水泳で汗を流すと、因数分解ができるようになるかも知れないということです。

何か問題にぶつかった時、一見全然関係のない所に解決がある可能性があります。

そして、これはよくある気休めの話ではなく、科学の話なのです。

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