The nearer the weight of the brain at birth to that in the adult animal, the nearer the capacity for functioning at birth to that of the adult animal. […]

He, of all animals, is born with the smallest fraction of the ultimate weight of the adult brain.

Herein lies the most significant of all differences between man and other animals.

成長しきった脳の重さに、生まれた時の脳の重さが近ければ近いほど、生まれた時の機能と成長しきった時の能力に差がなくなります。

人間は、あらゆる動物の中で、最も子供と大人の脳の重さが違います。

ここに人間と他の動物を分ける最大の違いがあるのです。

引用著作 : Body & Mature Behavior – p36

Enokuからの解説

人間の最大の特徴は学習能力です。

人間と他の動物の違いは、よく言葉を使う能力だとか、道具を扱う能力だとか言われます。

しかし、程度の差はありますが、イルカは言語を使いますし、チンパンジーは道具を使えます。

人間しか心を持っていないとも聞きますが、犬にさえ感情の起伏があります。

モーシェの洞察では、そのような表面的な違いを支える本質的な違いは、脳の変化しやすさにあると言いました。

人間の脳の変化する性質は、専門用語で「脳の可塑性(かそせい)」と言います。

人間以外の動物は、生まれながらにしてほとんど成体と同じことができます。

馬は生まれた瞬間に立ち上がって走りますし、魚は泳ぎます。

完全変態である生物(カエルや蝶々など)を見ても、すでに始めから必要な機能がほとんど備わっていて、人間のように機能を学習していく必要がありません。

ところが人間は、わずかな本能的な機能を除けば、後は学習によって全てを体得します。

人間だけが特異とも言える、脳の柔軟性(可塑性)を持っているのです。

そういうわけで、繰り返しになりますが、人間の特徴は変化することです。

新しいことにチャレンジすることや、自分を変えることは、人間らしさの追求です。

どんどん変化してやりましょう!

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