モーシェの一言

結果主義よりプロセス主義!? ~モーシェの一言17~

 

モーシェの一言

 

Therefore, the way of reaching the purpose is the important thing, and not the purpose.

The purpose is secondary.

The Master Move – p35
 

ですから、目的に到達するまでの過程が大事で、目的そのものではありません。

目的は二次的なものです。

 



 

先生のちょこっと解説

 

フェルデンクライスのレッスンで行う動きはすべて、動きの過程に注目するように意図されています。

指示された動きを行うのは、目的であり、大切なことですが、自分がどのようにその目的に向かうのか、動きを行うまでの過程を改善するのがレッスンの第一の狙いです。

 

バレーやそろばん、習字などの習い事と違って、フェルデンクライス・メソッドはレッスンでの動きが直接的に日常生活に役立つことはありません。(普段の生活で、レッスンでするような格好になることがあるでしょうか?)

ですから、特定の動きができたかどうかという結果にこだわってもほんとんど意味がありません。

 

しかし、できない動きであっても、そこに到達しようとする動きのプロセスをよく感じるならば、徐々に体は変化していき、結果的にほとんどの人はレッスンの動きを達成することになります。

そして、その変化は日常生活全般に大きな恩恵をもたらします。

 

そうです。結果主義では結果は出せません。

本当に良い結果を出したいならば、プロセス主義になりましょう!

 

 

今回の引用著作

 

The Master Move

1979年にカルフォルニアのMann Ranchで行われた5日間のワークショップの記録です。12のレッスンが収録されています。

 

 

 

フェルデンクライス・メソッド未体験の方へ

 

この「モーシェの一言」シリーズは、フェルデンクライス・メソッドをより深く理解するための覚え書きです。

毎週のグループレッスンで一つずつ書いていき、全部で50週分のシリーズになりました。

一般的ではない言葉の使い方や、常識外れのアイデアが多いので、実際にレッスンを体験しないと何を言っているのかわからないかも知れません。

最初から全てわからなくても良いので、気を楽にしてモーシェ・フェルデンクライス博士の思考に触れていってみて下さい。

フェルデンクライス・メソッドについてはこちらの記事でも簡単に紹介しています。

 

またもし興味のある方は、ぜひ前後の文脈を、辞書を片手に原著で読んでみて下さい。

フェルデンクライス・メソッドに対する理解が深まり、その計り知れない価値に気付かれるでしょう。